デスクワークで集中力が続かないあなたへ
デスクワーク中にこんな経験はありませんか?
- 「肩が凝りすぎて集中できない…」
- 「眠くなってきたから、とりあえず背伸びしよう」
確かに、上半身を伸ばすストレッチはリフレッシュ効果が高く大切です。
でも、本当に上半身だけのケアで十分でしょうか?
理学療法を学ぶ中で気づいたのは、デスクワーク中の集中力低下に関わる「見落とされがちな部位」があること。
それは―― 足首 です。

💡 実は、足首の動きを取り入れるだけで 血流改善 → 脳への酸素供給UP → 集中力維持 に役立つんです。
本記事では、デスクワーク中でもこっそりできる 足首ストレッチ習慣 をご紹介します。ぜひ今日から取り入れてみてください。
デスクワークで集中力が落ちる理由|足首の血流との関係
足首はデスクワーク中ほとんど動かない
8時間のデスクワーク。肩や首は時々動かすものの、足首はほぼ同じ角度で固定されています。
この「動かない状態」が、集中力低下の隠れた原因のひとつなんです。
ふくらはぎは「第二の心臓」

ふくらはぎの筋肉には、血液を心臓に押し戻す「ポンプ機能」があります。
その働きは 足首の動きによって支えられている んです。
👉 足首を動かさない → 血液が下半身に滞る → 脳への酸素供給が減る → 集中力が低下
つまり「足首の固さ」は、ただの下半身のだるさだけでなく、頭の冴えや仕事効率にも直結しているのです。
集中力低下の悪循環
血流が滞ると脳が酸素不足になり、眠気・頭の重さ・思考の鈍さを感じやすくなります。
さらにその状態で無理に作業を続けると、姿勢が崩れ、肩や腰のコリを悪化させる原因にも…。
デスクワークで集中力が続かないのは「意志が弱いから」ではなく、身体の仕組みによるもの。
だからこそ、ちょっとした習慣で改善できるのです。
上半身ストレッチとの相乗効果
肩回しや背伸びなどのストレッチはもちろん有効。
ですが、足首を一緒に動かすことで 全身の血流改善効果がさらにアップ します。
デスクワーク中にできる足首ストレッチ方法
「理屈は分かったけど、実際どうやるの?」
ここからは座ったまま、すぐできる足首ストレッチを紹介します。
基本編:デスク下でできるつま先アップダウン

タイミング: 肩回しの後に
やり方:
- 椅子に座り、両足を肩幅に開く
- かかとを床につけたまま、つま先を上に持ち上げる
- 戻して、今度はかかとを軽く上げる
- 10回繰り返す(慣れたら20回)
コツ:
- ゆっくりと動かす
- 足先の温かさを意識する
- 呼吸は自然に
効果: むくみ解消・血流促進・集中力維持
応用編:会議中でもできる足首回しストレッチ

タイミング: 会議や打ち合わせ中に
やり方:
- 片足を軽く浮かせる(机の下で隠れる程度)
- 足首を時計回りに5回
- 反時計回りに5回
- 反対の足も同様に
効果: 足首の柔軟性UP・冷え改善・血行促進
活用例:1日のルーティンに組み込む
- 朝の準備運動に → 肩回し10回+足首アップダウン10回
- 午後のリフレッシュに → 背伸び+足首回し左右5回ずつ
- 夕方の疲れに → 肩回し+背伸び+足首アップダウン+足首回し(約3分)
よくある質問(FAQ)

Q: 足首ストレッチはいつやるのが効果的?
A: 集中力が落ちたと感じたときがベスト。特に午後の眠気が出る時間におすすめです。
Q: 1日何回やればいい?
A: 1〜2時間に1回、各10回から。慣れたら回数を増やしてもOKです。
Q: 本当に集中力が上がる?
A: 個人差はありますが、多くの人が「足のだるさが軽減した」と実感しています。
まとめ:足首ストレッチでデスクワークを快適に

デスクワークで集中力が落ちる原因のひとつは「足首の不動」にあります。
足首が固まるとふくらはぎのポンプ機能が働かず、血流が滞り、脳への酸素供給が減少。これが眠気や集中力低下の大きな要因です。
- 足首の動きは「第二の心臓」を助け、血流改善につながる
- 上半身ストレッチと組み合わせると集中力UP
- 特別な道具不要、デスク下でこっそりできる
仕事の効率を高めたい人、午後の眠気に悩んでいる人、座りっぱなしで足のだるさを感じる人――。
そんな方はぜひ、今日から 足首ストレッチ習慣 を始めてみてください。
👉 小さな動きが、大きなパフォーマンス改善につながります。
明日のあなたのデスクワークは、きっともっと快適になるはずです。
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